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2016年11月10日 (木)

「背中」

「背中」

僕の見習いアシスタント時代の先輩にNさんという人がいた

この先輩から

褒められたり、怒られた記憶はほとんどない

記憶にのこっていることは

先輩としてたくさんの背中を見せてくれたことだ

朝、後輩より早く着てタオルをたたみ

「お客様のサービスは朝1番から始まっているので

速い時間に出てくればお客様の予約電話も取れるし

営業時間早い目に来たお客様にも対応できるので」といわれた

Nさんは常に誰より練習して

営業後、深夜まで一人で練習しているのだ

コンクールに出場していた

そのコンクールで2位になった時に

「おめでとうございます」と僕が声をかけたら

「2位は負けです、おめでとうと言わないでください」

と、言われた

勝つために、1番を目指す姿勢を学んだ

営業で納得できない点があれば

ウイッグを相手に

同じ様に深夜まで練習するのだ

Nさんと一緒にアップを一か月に1度習いに行っていた

いつもアップを習いに行った帰りに

天王寺の王将に行くのがパターンだった

日頃はあまり多くを語らないNさんだったが

美容の話になると話が止まらない・・・笑

本当に美容が好きで熱い人だった

何時間でも話してくれるのだ

Nさんは自分がレッスンしていても

僕が教えてほしいといったら

自分のことを後回しにしてでも

僕のレッスンを優先してくれた

僕が一緒に働いたのは2年弱で

九州に帰って美容師をされていたのだが

僕が「九州に行くから教えてほしい」

と、お願いしたら

先輩のお店を手配してくれて

月曜の朝から深夜まで

火曜の朝から最終の飛行機に乗る

ギリギリまで教えてくれた

去年ベイビーステップのスタッフが

コンクールに出た

その時九州にいるNさんに相談したところ

メールを中心に

忙しい中、親身になって

コンクールのスタイル相談に乗ってくれた

本当に、この先輩の後ろ姿で多くのことを学んだ

多くを語るより

この先輩の背中を見て

色々な勉強をさせてもらった

先輩のあり方は

後輩に

背中を見せることではないだろうか

僕は尊敬できる先輩と知り会えて幸運だ

今でもスタッフにその当時のことを

よく話をする

Nさんが僕の美容師の出発の時に

巡り合っていなかったら

僕の美容師人生は

くだらないものになっていたかもしれない

背中を見せる先輩になってほしい

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