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2015年9月 1日 (火)

「仕事があるということ」

「仕事があるということ」

目や体が疲れていたので

久しぶりに マッサージにいった

そこで担当してくれた人は 自分の母親くらいの人だった

なんだかそんな人にマッサージしてもらうのは

申し訳ない気持ちになった・・・

しかし、マッサージをしてもらうと 指の力が心地よく

しっかりつぼに入り マッサージがすごく上手なのだ

途中、寝てしまうのだが

今日はしっかり起きてどんなマッサージをしていただけるのか

体感しようと起きていた

70分間プロの腕でマッサージしていただいた

そんな感想だった

終わってからその方と

いろいろお話をした

73歳、マッサージ歴40年

日ごろは有名なホテルで勤務して、宿泊のお客様に

マッサージをしていらっしゃるとのことだった

ご主人様も他界され、お子様もいないので

「私は仕事が生きがいです」とおっしゃっていた

「この年になると清掃の仕事でさえ与えてもらえないんです」

「こうやって毎日お客様とお話ししながら仕事ができるって

私は幸せです」

「仕事がある私は幸せです」とおっしゃっていた

「人と触れ合うことをしなければ私は一人なので

お客様と触れ合い、会話をして仕事をさせていただいていること

に毎日感謝している」と・・・

73歳で70分、僕をマッサージして

15分後に80分のお客さんが入っていた

どれだけ体力がいるのだろう・・・

でもその方が

「40年前33歳の時に手に職をつけておいて

本当に良かったです」

「そのおかげで今も仕事ができる」

「この仕事が大好きなんです」

と笑顔で言っていた

僕は「すごく上手でコリが取れました」

と、お伝えしたら

「40年やってて良かったです」と言っておられた

ちょっとしんどいことがあったらすぐ

仕事を辞めてしまう若い人が多い中で

40年続けるプロに出会って

僕も続けていくことがどれだけ大切で

どれくらい難しいかさらに実感した

プロとしての自己管理

体調、睡眠、食事、誘惑、甘え、責任感、、環境

いろいろなことに打ち勝ち

仕事ができる環境に自分を置いていく

周りの協力もたくさんあっただろう

そして人間関係も上手に作ってきたのだろう

変化にも対応してきたのだろう

その方の顔に刻まれた、しわが人生の深さを表していた

謙虚でおかげ様の気持ちで仕事をしている

マッサージが終わり

丁寧に

「ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」

と言われた。

僕は心の中で

その方に敬礼していた

仕事に感謝の気持ちを学ばせてもらった

 

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