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2014年12月 4日 (木)

「神様から頂いたオフ」

「神様から頂いたオフ」

僕は多くの入院歴を持っている。

鼻の手術3回、膝に水がたまり入院、ヘルニアで入院

鼻の入院は各2週間、膝は1カ月、ヘルニアは2カ月だ。

鼻も膝も治るといわれていたので不安はなかった。

でもヘルニアだけは美容師を初めて2年、シャンプーマン時代に

病気になった。

足、腰、おしりのしびれで立っても、寝ても、座ってもいられない

激痛が毎日あり

26歳で、サラリーマンを辞め美容師になって、まだ2年の僕は

ヘルニアで美容師辞めなくてはいけないとすれば

28歳からの再転職なんて無理だ・・・生きていけるのか・・・

治らないかもしれないヘルニアに憂鬱な毎日を病院で過ごしていた。

ましてや給料の少なかった僕は

入院生活がこのまま長引いたらお金が払えるのか・・・という不安もあった。

こんなことばかり考え、病院で暗く、希望の持てない毎日を過ごしていた。

でも毎日僕を支えてくれたのは2人の友人だった。

高校時代からの野球部の同志だ。

2人の友達がほぼ毎日病院に来てくれた。

あせって元気のない僕をいつも励ますために来てくれたのだ。

「おう、元気か」

「いや、腰の痛みが全然ましにならない・・・もうあかんわ」

「何言ってんねん、大丈夫じゃ、絶対治る」

「おまえ野球頑張ってきたやろ、サラリーマンも頑張ってきた」

「美容師になってもコンクール出たり、講習行ったり、ひどい手荒れでも

負けずに2年間、お前頑張ってたやろ」

「今回はな、神様がお前に少し休めよってオフをくれたんや」

「もうええな。と神様が思ったら神様がヘルニア直してくれるわ」

「大丈夫や、心配するな。俺らもついてる」

って言ってくれた。

毎日こんなことを笑顔で言い続けてくれるものだから

僕も次第に元気になってきた。

僕は負けられるか。と思い

ウイッグ(カットの練習人形)と美容雑誌を病院にもってきてもらい

ベッドのカーテンを引いて、もらった安物のハサミで美容雑誌を

読みながら自己流で、腰の痛みをこらえながらカットの練習を始めた。

それを見ていた同室の35歳くらいのお兄さんが

「美容師だったの?」と声をかけてくれた。

そこから仲良くなったら、有名広告代理店のTVCMを手掛ける人だった。

その人もヘルニアで入院していて

僕がもし独立したら店のロゴと、広告を作ってくれる約束をした。

神様が僕を休ませるだけでなく

友達との素敵な友情と

独立祝までくれたのだ。

僕はこの入院のおかげで生活を気をつけるようになったので

その後ヘルニアは再発していない。

入院は本当に僕の友達が言ってくれた

「神様から頂いた素敵なオフ」だったんだ。

と今になって思える。

人間が生きていく上において

無駄な体験は本当にないんだと感じている。

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