« 「学問ノススメ」 | トップページ | 「三振しても・・・」 »

2014年9月10日 (水)

「先輩」

「先輩」

僕は体育会で育ってきた。

高校も大学も野球部の体育会だ。

当然、上下関係が厳しかったでしょう。と言われるのだが

高校も一期生でずっと先輩だし、大学の野球部は厳しい上下関係も

しごきも、いじめもなかった。

しかし、大学は関東で一人暮らしをしていて下宿のアパートで、2学年上の

体育会の先輩と知り合った。

学ランが体育会の制服なので

その先輩は、いつも学ラン角刈りの居合道部で怖かった。

でもその先輩は神戸出身で大阪の僕を可愛がってくれた。

同じ工学部ということもありテストのことを試験期間中に聞きに言ったことがある。

仲間と勉強会をしていた先輩に「この問題教えてください」とききにいったら

同じ仲間が「俺らもテスト勉強で忙しいんだよ、帰りな・・」と冷たく言われた。

そのときその先輩は「せっかく聞きに来たんや、そんなこと言ったるな、

教えたるから、まあ、上がっていけよ」といって自分の勉強を中断して

丁寧に教えてくれた。

なんと、心の広い優しい先輩なんだと思った。

先輩は体育会の役をしていたので接待などの飲み会に多く参加していた。

その体育会の飲み会は、いつもこっそり、僕を呼んでくれるのだ。

知らない先輩に僕を紹介してくれて、人脈を増やしてくれた。

そして、「困った時はこの先輩は助けてくれるからな」

「なんかあったら、俺抜きでも会っていいぞ」といってくれるのです。

おかげで大学時代色々な問題があっても沢山助けて頂いた。

僕にとって兄貴のような存在だった。

サラリーマンになって関西に帰ってきても野球をしたり飲み会をしたり

僕の友人にも人気があり、友人もその先輩が好きで、一緒によく飲みにいった。

いつも兄貴肌で偉そうにもしない。

気さくで、時には兄貴、時には友達だった。

この年になって、28年たった今も、お付き合いさせていただいている。

僕が唯一おごっていただいたり、甘えさせて頂いている先輩だ。

その先輩と会うと、大学時代に沢山、助けてもらったことをいまだに、思い出す。

先輩、後輩の垣根を越えたお付き合いを、こんなに続けることができるとは

思ってもいなかった。

先輩の影響で、僕も後輩に先輩面するのは好きではない。

メリハリをつけたり、礼儀を重んじたり

注意をしたり、指導することは、先輩として当たり前だけど

けっして威張るような先輩ではなく、

先輩、後輩、関係なく、永いお付き合いをしてくれる。

フルカウントの先輩、後輩もそんな関係でいてもらいたいものだ。

« 「学問ノススメ」 | トップページ | 「三振しても・・・」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2054247/57334195

この記事へのトラックバック一覧です: 「先輩」:

« 「学問ノススメ」 | トップページ | 「三振しても・・・」 »

無料ブログはココログ
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

fullcount11