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2014年9月18日 (木)

「指名=チップ」

「指名=チップ」

アメリカではサービスを受けるとチップを渡すのは常識だ。

日本ではどうだろう?

僕がアシスタントのころ、強いシャンプーが好きなお客様がいて

僕が手荒れがひどく、指先が割れて血が出ていても

そのお客様の要望にこたえようとして頑張っていた時がある。

僕は野球をやっていたので力には自信があったが

指先が、手荒れで痛くて力が思ったより入らないのだ。

でもそのお客さんが来たら「強いシャンプーは僕に任せてください」

といって気持ちいいシャンプーを心がけていた。

ある朝、営業準備をしていたら、お店の外に、そのお客様が立っていて

僕を手招きで、店外に呼びだした。

「あんたのシャンプー気持ちいいから、これからも私の頭、洗ってや。」といって

「店長にはだまっときや!」と、口に「しー」というポーズをして

僕にチップ¥5000くれた。

嬉しくて涙が出た。

僕が美容師として初めてお客様から頂いたお金がチップだった。

給料の何倍も嬉しかった。

その出来事があり、スタイリストになった今でも

僕はシャンプーや、トリートメントを買ってくれるお客様は

僕という美容師にチップをくださっているという感覚をもっている。

カットだけでも安くはないのに、更に家で使う商品まで

僕の説明を聞いて買って帰ってくださる。

指名を頂くことも、チップを頂いた感覚と同じだと思っている。

チップが当たり前でない日本で、

指名を頂いたり、僕の話を聞いて商品を買ってくださったりする。

僕はこんなチップをいっぱいもらえる美容師になりたい。

「指名=チップ」を頂ける美容師はプロフェッショナルで

そのお客様に熱意を持って仕事しなければいけない。

心が伝わり、信頼関係が出来上がれば

僕の心にチップがたまる。

それが美容師としての喜びでもある。

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