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2014年8月23日 (土)

「長という仕事」

「長という仕事」

僕は自分が学生時代に「長」という立場に立ったことがない。

学級委員長、キャプテン、会長、という立場の人がどんな仕事をするのか?

どんなふうに人をまとめるかを、知らないまま社会人として働き出した。

初めて長を任されたのは母と一緒に美容院で働き出した16年前。30歳の時だった。

美容院の「店長」にいきなりなった。

店長が何であるかもわからないままトップに立ったためスタッフから不満が続出した。

「店長はなんでも、自分一人で勝手に決める」

「店長のレッスンの教え方が分かりにくい」

「店長は営業中ピリピリしすぎて嫌だ」

「店長はお客様は大事にするけど、スタッフ扱いは雑だ」

相談もされないし、敬ってもくれない。

一生懸命やってもいつも空回り・・・

「なんでスタッフはわかってくれないんだろう・・・」

店長として何をしたらいいかわからないから

スタッフからそう思われるのも当然である。

仲間はいるのにいつも孤独な気持だった。

5年前から店長を「西森」に任している。

彼は僕のそれと違い、店長の仕事を見事にこなしている。

僕が長をやっていた時期はスタッフが5人、3人とまとめて、いきなり辞めた。

しかし彼が店長になって人が簡単にやめなくなった。

彼を見ていてこんなポリシーで動いているのだろうなーと思うことは

「人の為に動く、時間を使う」「平等」「辛抱」「厳しさの優しさ」である。

これは僕が彼を見ていてそんなポリシーで動いていると思っているのである。

とくにそのスタッフが将来1人で生きていけるような教育をしっかりしてくれている。

厳しさの優しさとはそういうことだ。

一見厳しいように思えてもその裏返しは「その人に対する愛」すなわち

自分でできるようになってもらいたい。という気持ちが厳しさになっている。

技術テストも彼が1人で合否の判定を下している。

不合格にすることはつらい・・・

誰でも合格させてあげたらうれしいが、甘く合格を出していると

将来、技術が下手で、お客様がつかなくなって困るのはその子だからである。

今厳しくしていることが「優しさ」なのだ。

人間教育もそう、「約束」や「責任感」、

「自分の仕事という自覚」「後輩を育成できる人になる」

ということがきっちりできる人になるような指導をしてくれている。

僕に「オーナーはスタッフから嫌われてはいけません、

言いにくい話は僕が全部言います。」と言ってくれるのです。

自分が嫌われ役という、いやな仕事をしてでも

フルカウント全員がよくなってほしいという想いから、彼の人間性が出ている。

人の上に立てば自分を律しないといけない。

相手に厳しくの前に、自分に厳しくのほうがもっと大変だ。

そんな彼の努力を誰より近くで見ているからよくわかる。

自分のお客様を満足させ、一番お客様を沢山持ち、店全体のことを考えながら

スタッフの教育に力を入れる。

僕の立場より仕事は多く、責任は重大だ。

それを毎日継続していく。

僕には、上手くこなせなかった店長・・・

彼は店長にむいている。

いやそうではない、むいていると言われるように

店長として、日々努力しているのだ。

これからも力を合わせ、スタッフ教育や店の経営に頑張っていきたい。

いつもありがとう!

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